日本の鍾乳洞 地図


日本にある鍾乳洞を地図にプロットしてみました。資源の少ない日本ですが石灰石は豊富に分布しており、鍾乳洞も全国に数多くあります。

その数ある鍾乳洞の中でも特に素晴らしいものが「日本三大鍾乳洞」として選ばれています。

秋芳洞

規模、知名度ともに日本で最も有名なのが、山口県にある秋芳洞(あきよしどう)でしょう。総延長は10kmを超え、今も新しい洞窟が発見されて調査が続いています。

また、地上もカルスト地形が広大に広がっています。鍾乳洞に興味がない人も、秋芳洞だけは見ておいて鍾乳洞とはどのようなものかを経験すると良いでしょう。

龍泉洞

龍泉洞(りゅうせんどう)は、岩手県岩泉町にある鍾乳洞です。特徴としては、地底湖が数多く存在することと、コウモリが数多く生息していることです。コウモリについては5種類確認されていて、天然記念物になっています。

大雨で入口から濁流が溢れて出ている映像が、なかなかショッキングでした。

龍河洞

龍河洞(りゅうがどう)は、高知県にある鍾乳洞です。特徴として、弥生時代の人々の痕跡が残っていることがあります。中には弥生式土器が鍾乳石と一体化しています。洞窟は古代の人々にとって絶好の住処だったのでしょう。